オーストラリアドル/円のFX相場

オーストラリアドル/円

 オーストラリアドルは、別名オージーとも呼ばれ、ポンド同様高金利通貨として人気が高い通貨です。資源が多くあることから、コモディティー通貨とも呼ばれています。隣国のニュージランドと非常に強い経済関係にあって、為替市場でもニュージーランドドルとオーストラリアドルは相関した動きをします。

 

 注意点は、経済規模が非常に小さなマ?ケットで、外国為替市場での市場シェアは主要通貨の中でカナダ?ドルに次いで七番目と低い位置にあります。そのため大口の売り買いが出ると相場が一方向に動きやすい傾向があります。

 

曰本からの投資

オーストラリアドルは日本の機関投資家が高金利通貨として、1980年代から投資を続けています。また日本の個人投資家にも、「コアラ」や「カンガルー」などの名称がついたオーストラリアドル建てファンドが人気を博しています。
 しかし、注意しなければならないのは、1オーストラリアドル=60円台の時代もあったと言うことです。このようなケースのとき多くの投資家は、それまでの半分にまで価格が下落してしまったことで多くの損失をこうむりました。

 

中国経済と関連

元来は、地理的に近い日本がオーストラリアの主な貿易相手でした。しかし、最近では発展目覚ましい中国がオーストラリアとの貿易シェアを伸ばしています。オーストラリアから中国へは鉱産物の輸出比重が高く、中国の建設ラッシュと合わせて、オーストラリアの輸出を支える中国の経済成長が今後もオーストラリアドル相場を支えると見られています。

 

商品市況の動向に左右される

また、オーストラリアの輸出品目を見ると鉱産物の比重が高く、石炭が全体の11%、原油が5%、鉄鉱石が4%、金が4%となっています。
 そのため、海外の商品市況の高騰はオーストラリア経済にプラスとなるので、オーストラリアドル相場の買い要因となっています。

 

 特に最近では、原油価格の高騰と金価格の上昇がオーストラリアドル相場を支えていますが、元来貿易赤字国であるため、現在の原油や金価格の上昇が一時的なものになるとオーストラリアドルの不安を助長する可能性が高くなります。